2019年 03月 11日
ネパール旅行記 その4
今日は朝からひどい雨、、あ〜〜〜あ、、
予定していた散策や山間の民家訪問も取りやめに、、
(なぜ雨ぐらいで取りやめになるの?って
思うかもしれないけれど、足許がとにかくすごい、、
デコボコのぬかるみ、そこへ石がゴロゴロ、、
とっても歩ける状態ではないのです、
特に、私にとっては、、危険、、転倒必至(笑))
さて、、どないしょ〜〜、、、、
一日お部屋にいるのか、、そんなバカな、、
せっかくこんなすばらしい環境の中にいて
ネパールの方達がそばにいて
それで、ただお部屋でボーッとしてるなんて
ありえない!!
雨は残念だけど、それはしょうがない、
それならそれで、やれることをやりましょう、、
たとえば、、、、ネパール語を習う、
ネパールの楽器、マーダル(太鼓)、サランギ(弦楽器)を習う
ネパールの36の民族についてのレクチャーを聴く
ネパールの動植物について学ぶ
ネパール料理教室
カゴ編み、藁細工のワークショップ
ヨガ教室
ああ、、こんなにいっぱいある!
で、、この写真は壁に飾ってあった花飾り、、
去年の10月のお祭りの時以来飾ってあるとか、、
マリーゴールドがステキに色褪せて、なんだか心惹かれます
お部屋に置いてあったミティラー画のトレイ
ミティラー画、、この圧倒的な魅力はなんだろうか、、
寒くてダウンを着込んでる私を見て
ストーブに薪をくべ始めた彼女、、素足だ、、強い、、
結局午前中は鳥の図鑑を見たり、ネパールの文字を教わったり
するうちに、あっという間に過ぎて行き
もう、お昼ご飯の時間です♪
麺、、乗ってるのは何? 聞いたけれど
忘れてしまった、、とってもおいしかったのに、、
午後もひき続きネパール文字、ネパール数字を教わりつつ
ネパールの習慣や祭り、など新情報、どっさり仕入れました♪
(ネパール独自の数字やネパール暦があるなんて、、
知らなかった!!、、結局私、何にも知らなかったんだ、、)
早めに五右衛門風呂をいただいて、、
早々に夕食の準備にとりかかります、
ネパール料理に挑戦♪
材料はこんなかんじ、、一番左が鶏肉、骨付き、ぶつ切り、
手前の袋に入ってるのは スパイス、、調味料、、
奥に並んでる赤いポットは お湯です
お鍋が分厚い! そして強火! 空焚き、、大丈夫か、、
最初に細く切ったタマネギを焦げるほど炒めて
ぶつ切り骨付き鶏肉を バッと入れます
油、飛びまくり、、豪快に!
そこへスパイス、、定番、ターメリック、塩、など、、
ワー! とかなんとか言いながら炒めてる私
全体にワイルドな調理法、、
こんなに焦げ付いて、、いいのか、、
何か入れてる私、、たしかショウガの摺りおろしたの、、
もちろん自家製、、
手前の鍋では野菜の煮込みが進行中
鶏肉料理、完成!
ひどく焦げ付いたところへ水を入れてかきまわし、
さらに煮込むと骨からなにか出てくるのか
こんなかんじの色になります
野菜の煮込み、完成! とってもいい匂い♪
お腹、減った、、
次に登場するこれ、、石の台と右は丸い石、、一体何???
台の中央にちょっと見えてるのは、コショウの粒、、
そこへ塩を加えて、
丸い石でこする、つぶす、、摺る、、
なんか、、要領がつかめないな、、
そこへ刻んだ生のトマトも入れて
よくすりつぶす、、石の持ち方からして
ぎこちない、、
石ですりつぶすことのメリットって何だろう、、
ただ、この台と丸い石、それもちょうど良い大きさで、
道具としてとても美しい!
最後の一品は野菜炒め、
敷き地内の菜園から採ってきたばかりのほうれん草、、かな、、
野菜を炒める前に、お味見タイム、
トゥルさんが小皿にのっけてくれました、
右の真鍮の杯は地酒、ラクシ、お米から造る蒸留酒、
味付けは塩とスパイスのみ、
おお〜〜! 夕食、できました!
真ん中あたりに見えてる塩とトマトを摺ったもの、
これが、シンプルだけどなかなか行ける!
ご飯が真ん中で、まわりにお肉や野菜、漬け物、ソース、、
ネパール定食の出来上がり!
なんておいしいんだ!!
夕食後、外へ出てみると雲が低くたれこめて寒い、、
でも、雨は止んだ、、この写真の雲の上あたりに
アンナプルナサウスの頂上が見えるはず、、
初めて見た時に、そのあり得ない高さに唖然とした私、、
私の感覚の中に無かった8000mという高さ、、
ヒム ー 雪
アラヤ ー すみか
のふたつの言葉が合体したものだそう、
つまり、雪が住んでる所、、なるほど、、、
ネパール語では ヒマール ー 雪山
この地域に暮らす人たちは毎日ヒマラヤと共に居る
この偉大な大自然の中に身を置いて、、
by fioletta | 2019-03-11 22:41 | 旅行